食への想い

魚への想い

海が大好き

東京生まれ、東京育ちの私は、小さな頃から海に憧れを持っていました。
学生時代はヨットを始め、毎日のように海で過ごし、暗闇では、歯と目しか見えないほど、本当にまっ黒でした。(今でも色黒ですが、比較にならないほどです)
とにかく海に関わっていたいと、

ヨット以外にも、ダイビング、釣り、素潜り、のほか昭和大学病院の小児科の先生方と一緒に「イルカセラピー」の研究団体に所属し自閉症の子供たちと一緒に、イルカと泳ぐ日々を送っていました。そんな学生時代を過ごしましたが、

最終的に私が選んだ海との関わりが、「魚料理」でした。
魚への想い01

大手IT企業で営業に携わった後、海と魚に関わる日々が忘れられずに銀座の寿司屋に修業に入りました。
その後、魚専門の料理教室「Ristorante我が家」を主宰し、魚のさばき方教室や、寿司料理教室など、のべ3000人以上の生徒さんにお越しいただきました。

魚への想い02

今、魚食離れが進んでいると言われています。しかし、私は全くそんなことを感じたことはありません。魚料理教室へのお問合せは年々増し、予約の取れない料理教室としてメディアにも取り上げて頂きました。

本当に魚離れは進んでいるのでしょうか?

農林水産省の食料需給表を見ると、一人あたりの魚介類消費量は平成13年をピークに年々減少傾向にあります。共働き世帯や単身世帯の増加が大きな要因と考えられますが、魚のおいしい食べ方や旬などの情報を直に消費者に伝えてきた魚屋の減少もその傾向に拍車をかけていると私は考えています。本当は魚を食べたい、出来ることなら自宅で魚料理を作りたい、でもどうやって食べたらいいのか、どうやって作ったらいいのか分からないだけなのです。

日本の貴重な資源である魚をもっと美味しく、もっと身近に感じていただくためにこれからも、魚の新しい食べ方・簡単な食べ方を発信し続けていきたいと思っています。

魚の食育、子供たちに魚の魅力を伝えたい!

あるお母さんからの相談がきっかけでした。「自分は魚料理ができないけれど、子供には魚を食べさせたい、どうしたらいいでしょうか?」というもの。
もちろん「魚料理を学んでください!」というのが正論ではありますが、お母さんができないのであれば子供が自分で魚料理を作ったらいいのではないか・・・と思い、子供向けの魚料理イベントを開催するようになりました。

しかし、ただ子供たちに魚をさばいて調理をするように言っても集中力は持続しません。
そこで作ったのが、鯵の着ぐるみ「あーちゃん」です。

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「私をおろして!」と、まずは是友を3枚におろす練習をし、最終的には子供たちが1人で本物の鯵をさばきます。
この時の子供たちの目は、本当にキラキラしているんです!!

私は、毎年このキラキラ輝いた顔が見たくて、このレッスンをしています。

次は、どうやるんだろう・・・
このあとあーちゃんは、、どうなるんだろう・・・

という、期待と探究心に満ち溢れたこの笑顔こそが、「学び」の本質だと思っています。

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あーちゃんをさばいた後の、子供たちの魚をさばく技術は、感動するほどの出来栄えです。

知っていて、損はありません。
魚が綺麗に食べられるようになります。
それだけで、ちゃんとした大人に見られます。
人からちょっとだけ尊敬されます。

魚がきれいに食べられるようになった!なんて、こんなに嬉しいことはありません。
たかが、魚をさばくことかもしれませんが、どうぞ包丁を子供に持たせることを恐れず、チャレンジさせてあげてください。
鯵のあーちゃんプロジェクトは、日本全国、どこへでも伺います!

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